未分類 【のろまの矜持#17】酷い目の一歩手前 2024年7月29日 tsukiyo 月夜の晩に 「ナツミ。早くこっち来て……詩音と何か喋ってたの?」 僕を寝室に招き入れた莉音くんは僕を軽く問い詰めた。バタンとこれみよがしに後ろ手にドアを閉められて僕はドキッとする。 …
未分類 【浮気な彼氏】短編・それは予知夢かホンモノか 2024年7月27日 tsukiyo 月夜の晩に ※暁都が夢の中で若い頃のたっくんと会う話。はしりがきです。 これは夢なんだとどこかで分かっていた。 どっか知らない場所で、俺は誰かを待っていた。そしてふいに現れ …
未分類 【あほんだら#14】家族のどん底 2024年7月22日 tsukiyo 月夜の晩に しばらく父さんとは押し問答し、やがて電話は向こうから切れた。 『すまん寧々にはもう頼らん、先方にこれから家に来てもらう様に頼むから。いや心配するな大丈夫だからとにかく。じゃあ …
未分類 【あほんだら#13】ご破産 2024年7月15日 tsukiyo 月夜の晩に なぜ僕が巽の自己破産経験を知ることになったのかというと、経緯はこうだ。 巽とある日買い物に行った時。たまたま財布を忘れた僕は巽に何気なく言ったのだ。 「巽、ごめんお金貸 …
未分類 【のろまの矜持#16】双子のどっち? 2024年7月8日 tsukiyo 月夜の晩に ※ナツミ視点です。 結局、あれから…… 僕は莉音くんの家にいる。詩音くんの家でもあるけど。あのログハウスみたいなかわいいお家でお世話になることにしたのだ。 『俺は …
未分類 【のろまの矜持#15】完全敗北 2024年6月24日 tsukiyo 月夜の晩に ショック過ぎて正直目の前が真っ暗だった。 でも何か言わなきゃ、言ってやらなきゃいけない。俺はよろよろと歩き出した。 安っぽいホテルのピンクの絨毯に足が沈みそうだ……。 …
未分類 【のろまの矜持#14】再会 2024年6月17日 tsukiyo 月夜の晩に ※加賀美視点です。視点が切り替わってばかりで申し訳ないです。 「何でお前に協力なんかしなきゃいけないんだよ!」 俺は心底ブチギレながら車をかっ飛ばしていた。 その …
未分類 【のろまの矜持#13】抜け駆け 2024年6月3日 tsukiyo 月夜の晩に 「え……」 僕の心はドキンと跳ねた。ふたりっきりになれる場所という言い方に込められたメッセージに、流石に察知するものがあったから。 「……ほ、本気ですか……?」 「そ …
未分類 【のろまの矜持#12】ナツミを追って 2024年5月27日 tsukiyo 月夜の晩に 「……っふざけんなや!」 振り下ろされたものをすんでのところで頭上で止め、本気で横殴りのパンチをした。 負ける訳にいかなかった。 吹っ飛んだそれは、小さい木のイス …
未分類 【のろまの矜持#11】記憶の狭間で 2024年5月18日 tsukiyo 月夜の晩に ※加賀美視点です。 のそ……と見知らぬ家屋に上がり込む。 真っ暗な家の中はやけに広くて、どこかから俺は見られているんじゃないかと不安になる。 床に落ちてい …