未分類 【のろまの矜持#15】完全敗北 2024年6月24日 tsukiyo 月夜の晩に ショック過ぎて正直目の前が真っ暗だった。 でも何か言わなきゃ、言ってやらなきゃいけない。俺はよろよろと歩き出した。 安っぽいホテルのピンクの絨毯に足が沈みそうだ……。 …
未分類 【のろまの矜持#14】再会 2024年6月17日 tsukiyo 月夜の晩に ※加賀美視点です。視点が切り替わってばかりで申し訳ないです。 「何でお前に協力なんかしなきゃいけないんだよ!」 俺は心底ブチギレながら車をかっ飛ばしていた。 その …
短編小説 【短編】サナトリウム 2024年6月10日 tsukiyo 月夜の晩に ※悲しい話が読みたくなって自給自足です。ただ悲しくて虚しいだけの話ですので、ご注意くださいませ。 余命が2週間もない君に結婚を申し込んだのは、僕の自己満足だったのでし …
未分類 【のろまの矜持#13】抜け駆け 2024年6月3日 tsukiyo 月夜の晩に 「え……」 僕の心はドキンと跳ねた。ふたりっきりになれる場所という言い方に込められたメッセージに、流石に察知するものがあったから。 「……ほ、本気ですか……?」 「そ …